最近、パートナーが不倫をしている気がする…。
でも証拠は何もないし、もしかしたら自分の勘違いかもしれない…?。
そんなふうに、思い悩んだことがある人も多いでしょう。
何かしら疑わしい言動があれば、その事実は確認しておきたいものですよね。
とはいえ、相手を追及したことで二人の間に溝ができてしまった…
というのもよくある話。
不倫ではなかったのに、結局離婚するはめになってしまったら、まさに最悪です。
そのような勘違いで失敗しないためには、どうすればよいのでしょうか?
不倫と勘違いしやすいケース
どう考えても、パートナーの行動が怪しすぎる…。
そんな思いで頭がいっぱいの人は、一度立ち止まって考えてみてください。
それは、本当に不倫にかぎっての行動なのでしょうか?
そのように見えて、じつはただの勘違いといったケースも思いのほかあるものです。
仕事で帰りが遅くなる
残業や出張、飲み会などは、実際の不倫でもよく使われる言い訳です。
とはいえ、仕事関係で帰宅が遅れることは、それほど特殊なことでもありません。
むしろ、本当に不倫をしているのであれば、毎日のように帰宅が遅くなることは避けるのではないでしょうか?
あえて会社を早く出て、帰宅時間のほうを合わせる、といった工作も十分に考えられます。
ただ仕事で遅くなるからというだけでは、勘違いの可能性がかなり高くなります。
異性と会ったり連絡を取ったりする
仕事をしていると、その関係で異性と会ったり連絡を取ったりすることは特に珍しいことではありません。
むしろ、まったく異性がいない職場のほうが少ないぐらいでしょう。
そこに取引先などもふくめれば、その範囲はさらに広がります。
また、仕事以外にも、家族や親族、友人、知人など、パートナーにもさまざまな人間関係があるはずです。
あなたが知らないだけの可能性もあるので、早とちりして勘違いしないようにしましょう。
スマホばかり気にしている
自宅でも外出中でも、相手がスマホばかりいじっていると気になるものですよね。
ましてや、画面を見せないようにしていたり、ロックがかけられていたりすると、疑ってしまう気持ちも分かります。
しかし、いくらパートナーだからといっても、人には知られたくないプライベートもあるものです。
その内容も、単なるネットやゲームなどの趣味で、恋愛とはまったく関係ないケースがほとんどです。
聞き出すときは気づかれないようにさりげなく
パートナーの疑わしい行動が、本当に不倫のサインだった、というケースももちろんありえます。
とはいえ、ほかに証拠が何もない段階で問いただすことはおすすめできません。
まずは、できるだけさりげない形で探りを入れてみましょう。
仕事関係で疑わしい行動がある場合
仕事関係で不倫と勘違いされることは、パートナーにとってもっとも不愉快です。
むしろ家庭のために一所懸命に働いていたわけだから、当然ですよね。
そこで、まずはパートナーを気づかう形で、仕事についてたずねてみましょう。
たとえば、帰宅が遅いようであれば「毎日大変だね」だとか、自宅に連絡があった場合は「休みの日にも忙しいね」などと声をかけます。
そのうえで、どのような仕事をしているか聞いてみるわけです。
返答が自然であれば、本当に仕事関係の行動だということが分かるはずです。
逆に、あやふやな内容しか言えなかったり、妙にはぐらかそうとしたりする場合は、疑いが深まったといえるでしょう。
出張の話があるときは、現地のお土産や感想などを催促するのもよい方法です。
コミュニケーションが少なくなった場合
以前はよくいっしょに会話や外出をしていたのに、最近あまりかまってくれなくなった…。
これも、不倫を疑いたくなる代表的なケースです。
しかし、人間にはどうしても一人でいたい時期というものがあります。
それは、たとえ夫婦間でも変わりはありません。
そのような場合は、人に言いづらいトラブルを抱えている可能性も高いでしょう。
一人でいたがっているときはそっとしておいて、気分がよさそうなときに何か悩み事があるかたずねてみましょう。
ただし、どうしても知りたいとしつこく聞き出すのはNGです。
もし本当に落ち込んでいたのであれば、たとえ理由は言わなかったとしても、心配してくれたことに感謝をしてくれるはずです。
逆に、そんなことはないとむやみに否定したり、まったく落ち込んでいる様子もなかったりする場合は、不倫の疑いも出てきます。
スマホばかり気にしている場合
パートナーがやたらとスマホばかり見ていると、自分もその内容を知りたくなるものです。
しかし、あまり強くそれをもとめると、かえって相手に不信感や不快感をあたえてしまうことになります。
態度をかたくなにして、絶対に見せないと突っぱねるようなケースもあるでしょう。
まずは、スマホに夢中になるのもいいけど自分のこともかまってほしいと、寂しさをうったえてみる方法をためしてみましょう。
不倫のために使用しているわけでなければ、それである程度応じてくれるはずです。
それでも強く拒否したり、逆に肌身はなさず警戒するようになったりした場合には、疑いが深まったといえるでしょう。
不倫を疑ってしまう心理を見つめなおす
一度でも不倫を疑うと、パートナーの行動があれもこれも怪しく思えてきてしまうものです。
しかし、それが勘違いの場合は、自分自身にも原因があることがほとんどです。
いったん冷静になって、自分の心理も客観的に見つめなおしましょう。
嫉妬心が強すぎる
嫉妬心というのは、男女問わず誰にでもあるものです。
パートナーのことを本当に愛しているからこそ、ちょっとした出来事でも不倫に結びつけてしまうわけですね。
でも、だからといってつねに疑いの目を向けているようでは、本当の信頼関係は生まれません。
それが行き過ぎると、行動を束縛したり、意味もなく責め立てたりして、関係自体を崩してしまいかねません。
愛しているからこそ、ときには相手を無条件で信用することも必要です。
あきらかな証拠が出てくるまでは、そんな気持ちで冷静に考えましょう。
依存心が強すぎる
ささいなことでも不倫ではと疑う人は、ほかのことでも不安になりやすいタイプです。
嫉妬だけではなく、このままではパートナーが自分から離れてしまう、そもそも本当に自分のことを好きだったのか、などとネガティブな思考におちいりがちです。
このような人は、基本的に自分に自信がありません。
そのため、パートナーに必要以上に依存しすぎている傾向があります。
パートナーの気持ちが少しでも自分以外に向くのが怖い、それは全部不倫だ、と勘違いしてしまうわけです。
そういうタイプの人は、少し自立心をやしなってみましょう。
たとえば、一人で趣味に打ち込んだり、新しいことに挑戦したり、あるいは友人と出かけたりすれば、気晴らしにもなります。
誰かに話すことで、自分がとてもささいなことで悩んでいたことに気づかされて、あっさり解決することも多いものです。
不倫の勘違いをはっきりさせてスッキリしよう!
不倫のように見えて、じつはただの勘違いだったというケースは思いのほか多くあります。
それに気づかず疑いばかり強めていると、かえって相手の不信感をまねき、関係自体をこわしかねません。
あまりネガティブな感情に染まっていると、自分自身にも大きなダメージをあたえることになります。
まずは、その行動が本当に不倫に当てはまるのかどうか、冷静な気持ちで客観的に見つめなおしてみましょう。
それでも心にモヤモヤしたものが残るときは、思いきって探偵事務所に調査を依頼するのもひとつの方法です。
プロの調査で潔白が証明されれば、スッキリした気持ちでパートナーと向き合うことができるようになるはずです。